boolog

MCUを一気に見た話

Sun May 02 2021

(例によってネタバレへの配慮とかは一切ないです、大して中身に触れてないけど。)

前に書いたとおり映画をほとんど見ずにこれまで生きてきたんだけど、1月から4ヶ月かけてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品を一気に見た。(4ヶ月かけたのを一気にって言っていいのか?)
あまりに映画に(アメコミにも)関心がない人間だったので「マーベル」も「アベンジャーズ」も固有名詞としての認識すら危うかったんだけど、前職の周辺ではやたらとMCUの話題が出てたのでマーベルだかアベンジャーズだかという名前のヒーローものの映画があるらしい、トニー・スタークというすごいおじさんが出てくるらしい、ということは覚えた。
シリーズの存在を知り、みんなが絶賛してるのを聞いても、ヒーローものとかアクション映画にあまり関心がないし作品数が膨大だし、そもそも映画を見るという行為が自分にはめちゃくちゃハードルが高いしで手を出してなかった。けど2019年にエンドゲームを見て急にMCUにドハマリした先輩が、MCUの何が面白いのかを酔っぱらいながら1時間以上に渡って熱弁してきたので、そして確かに面白そうだったのでそのうち見てみるか、と思うようになった。見てみるかと思いつつ結局1年以上手を出してなかったんだけど、去年映画を何本か見て映画へのハードルが多少下がったのでようやく見れた。

MCUは見始めた段階で映画が23本あり、現時点ではさらにテレビドラマのシリーズが2本ある。
シリーズものに手をだすとき、基本的には何も考えず公開順に見ていく派なんだけどいかんせん23本は多すぎるし、先輩は「最初の方はあんま面白くないかもしれないけど」みたいなことを言ってた気がするのでとりあえず何見たらいいのか聞いてみた。そしたら「公開順に見るか、スパイダーマン:ホームカミングかガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」との返事が来たのでまず『スパイダーマン:ホームカミング』を見た。面白かったので、頑張るか〜〜と気合を入れて『アイアンマン』から公開順に見ていった。
MCUのこれまでの23本の映画はフェーズ1, 2, 3に分かれてるんだけど、前述の通りアクションやヒーローものにあまり関心がないのでフェーズ1は半ば義務感で見進めてた。フェーズ2以降のための前振り感もあるし、どの作品もヴィランの扱いが雑というか、舞台装置でしかない感じなのも気になった。フェーズ2からはフェーズ1で紹介を終えたヒーローたちの群像劇って感じになってだんだん面白くなり、フェーズ3に入ってからは続きが気になって2週間ぐらいで全部見ちゃった。ぼくが好きなヒーローはロケット、アントマン、スパイダーマンです。

フェーズ3まで見終わったあとちょっと休んでからフェーズ4のドラマ2つも見たんだけど、どっちもすごい良かった。
『ワンダヴィジョン』は単独のドラマシリーズとしてもめちゃくちゃ面白かった。映画じゃなくてドラマシリーズの形式を取ってるからこその作品になっててすげえ良かった。アグネスの魔女設定はてっきりワンダが自分の暴走に折り合いをつけて自分と向き合うためのでっち上げだと思ってたので最終話はへ?まじで魔女だったの??ってなったけど……。『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は『ワンダヴィジョン』みたいな面白仕掛けはないけど、6話構成でトータルの尺も映画より長くなってるおかげで主人公のヒーロー以外、ヴィランたちもしっかり掘り下げられてて良かったな。


MCUを見たのでようやく人とMCUの話ができるようになったんだけど、ぼくだけ記憶が新しすぎるので「そんなシーンあったっけ?」「そんなんだったっけ?」みたいなことが頻発して笑った。
これからはリアルタイムで新作追いかけてくだろうから、ちゃんとみんなと記憶の鮮度が同じ時にわーわー話したい。

This site uses Google Analytics.