サンダルのソールを張り替えた

サンダルのソールを張り替えた。しかも二足。
サンダルじゃない普通の靴も含めて、ソール交換なんてことをしたのは生まれてはじめてだ。

張り替えたのはBirkenstockっていうところのサンダルで、片方は社会人になって初めてもらった夏のボーナスで買ったのだった。姉と会う用事があって、真夏なのにスウェードの暑そうな、というか暑い靴を履いていったら社会人なったんだから靴ぐらい買え！！と怒られ、その場で買って履き替えたんだよな……。そんな非常識な人間なのでファッションブランドは全然知らないし、Birkenstockもこのとき初めて知ったんだけど、ここのサンダルはめちゃくちゃ良い。足の甲をしっかり押さえてくれるしソールも分厚くてかなり歩きやすい。革だからしばらく履いてると足に馴染んできてどんどん快適になっていく。なかなかいいお値段するけどこれはいい買い物だった。

これはサンダルに限らずなんだけど、気に入った靴があるとそればっかり履いてしまい、歩き方もあんまりよくないから、かかとのソールがどんどんすり減って2, 3年でダメになってしまう。大学生のころ奮発して買ったちょっと良い革靴だけはめちゃくちゃ履いてもまだ生きてるが……。
Birkenstockのサンダルも、楽だからほんとにこればっかり履くようになってしまい、新卒で入った普通の会社（普通の会社ってなんだ）を辞めてからは仕事もほとんどサンダルで行くようになっちゃってごりごりソールが削れていった。買った時に店員さんからソール張替えできるという案内はされていて、せっかく足に馴染んだからアウトソールが削れきってインソール（コルク）（公式サイトを見たらフットベッドって呼ばれてた）にダメージが来る前に張り替えよう、と考えてはいたんだけど気づいたら手遅れで、インソールも結構削れてしまっていた。
ダメ元で聞いてみるか〜とお店に持っていったらインソールごと交換するしかないですね〜と言われ、そうすると新品買うのとあんまり値段変わらなくなっちゃうので同じやつの新品買います、と言ったら廃盤になってしまっていた。見た目もかなり気に入ってたのでじゃあやっぱ張替えお願いしようかなと思ったが、これから夏だぞ〜という季節だったので修理が混み合っていて数ヶ月待ちになるとのこと。もうBirkenstockのサンダルなしで夏を過ごすのは考えられなかったので結局別のモデルを買い、もともと履いてたやつは取っといてお金に余裕ができたら張り替えよう、ということにした。
……というのが2019年の夏なんだけど、2足目も履いて歩きまくった結果2020年の夏が終わるころにはまたインソールが露出しそうになっていた。ちなみに2019年秋に行ったヨーロッパ旅行もこのサンダル一足だけで行ってめちゃくちゃ歩いた（現地で会った友達にひかれた）。

そんなわけで去年の9月だか10月だかに2足ともお店に持っていって張替えをお願いし、年明けた頃に完了の連絡が来たので受け取りに行ってきた。オフシーズンでも結構時間かかったのは希望の色のソールが国内になかったからだとか。
1足目はベルト以外まるっと交換なので新品のようになって帰ってきました。また履きつぶしてあげるからね……今度はコルクが削れる前に修理出すからね…………。

実は去年サンダルをもう一足買い足していて、KEENのNewportってやつ。こういう形のサンダル（つま先がガードされててかかともホールドしてくれるやつ）よく見るしあつ森にも出てたけど、その元祖がこれ。KEENの創業モデルでもあってカラバリや限定モデルがめちゃくちゃたくさんある。アウトドアの水陸両用サンダルとしてすごく評判が良くてずっと欲しかったんだけど、Birkenstockよりさらに高くて2万円近くするのでなかなか買えなかったのだ。
評判通りガシガシ歩けるししばらくBirkenstock不在だったのでこれまた毎日のように履いている。高いしソール交換とかもできないだろうから大事にしないとなんだけど……。

Birkenstock買ってからは3月から12月頭ぐらいまでがサンダルシーズンだったんだけど、Newportはぱっと見サンダルっぽくないから（そうか？）冬に履いてても許されるかな……と思ってこの冬は結構履いちゃってる。
……と思ってたんだけど、Birkenstockのサンダルが返ってきてせっかくだから履いて歩くか〜〜と散歩に出たらつま先がめっちゃ冷たくて、人目がどうこうじゃなくてNewportはつま先が保護されててあったかいから冬も履けてただけなんだな……と気づきました。
というわけで冬もサンダルを履きたい方はNewportを買いましょう。このサンダル、靴下を履くという選択肢もあるのでほんとに冬でも暖かく履けますよ。ぼくは裸足ですが。