2020年に見聞きしたものとか（前振り編）

年末、研究室時代の後輩と電話（正確にはLINEの音声通話）でおしゃべりした。最後に会ったのが2019年のゴールデンウィークだったから話したのは一年半ぶりぐらい。
人間、意識して連絡を取らないと一生連絡を取らないし、連絡取ってないうちに行方不明になったり死んだりしちゃうこともあるので、仲の良い人、仲良くしてくれてた人には用事もなんもなくても数年に一回は連絡してご飯行ったり、地方住みなら会いに行くのを口実に旅行したりするようにしてる。そういう生存確認をかねたコミュニケーションってかつての年賀状とか今ならSNSが担ってる部分もあると思うんだけど、SNSは「みんな」に向けたものだし、年賀状もSNSへの投稿もある程度元気な人しかできないので、個別に連絡取るのが一番良い。SNSやってない人もたくさんいるしね。ぼく自身、実家出て2年ぐらいで年賀状全く書かなくなっちゃったし（昔は何十通も宛名も含めてすべて手書きで気合入れて書いてたのにな）Facebookに近況報告や挨拶を投稿するのは億劫だ。

うまい言い方が思いつかないんだけど、この後輩はものごとの面白がり方みたいなものが自分と似ているところがあって、話していて楽しいので研究室にいたころはよくおしゃべりしていた。他の面子とあんまり馬が合わなかったっていうのもあるけど。2人ともカラオケが大好きだったので（もしかしたらむこうは好きぐらいで大好きなのはぼくだけだったかもしれないが）週一ぐらいのペースで学校近くの激安カラオケに通ってた。週一でカラオケ行きてえな。。。。。

ひとしきりお互いの近況報告が終わったあと、後輩から「今年なんか面白いマンガありました？」と言われてフリーズしてしまった。フリーズしてしまったことがちょっと悲しかった。
後輩とは世界樹の迷宮っていうゲームが好きということ以外趣味というか守備範囲はそんなにかぶってなかったので、よくお互いの好きなコンテンツを紹介しあっていた。後輩はラノベもマンガも物凄い量摂取していて、ふざけて職業ラノベ読者なんて呼んだりしていた（別にレビュー書いたりしてたわけではない）。自分はラノベ読まないしマンガも後輩と比べたら大した量読んでなかったけど、毎年いくつかおすすめのマンガを挙げられる程度には読んでた。当時は何かにつけて大学の書籍部や本屋に行ってはマンガや本を買い漁っていて、特に就活中や研究で追い込まれてた時はストレスのせいでどかどか買ってた（そして増えていく積ん読）。
けどここ数年は本屋をブラブラすることも減り、行っても続刊を買うだけ、というのがほとんど。だから「今年面白いマンガありました？」と聞かれても固まってしまう。社会人なりたての頃は学生のときと同じように色々見てたしむしろ使えるお金が増えて摂取する量が多くなってたんだけどなぁ……。

後輩の問いかけにはフリーズしてしまったけど、2020年、ちょっとは見たり聞いたりしたものがあるので記憶が新しいうちに書いておく。2021年はもうちょっと多くのものに触れるようにしたいね。

書いておく、まで書いて放置してしまっているうちに1月の終わりが来てしまったのでいったん投稿して続きはまた書くことにします。